仕事を受注するにはどうしたらよいでしょうか。
私は営業は全く苦手です。もう、全く苦手です。
売り込めません。
他社と似たような料金、サービスなのに、自社のほうが有利であると喧伝し、自らに引き寄せる力はありません。
そういう私ですが、行政書士に本腰を入れて2年弱、営業をあまりかけずとも、
ようやく毎月仕事が入るようになりました。。。。
不思議なものです。
今日は、この怪現象について、雑感を述べてみようと思います。
なぜ、毎月受注できるようになったか?
2年前、コロナで仕事をいきなりすべて失いました。
年収300万円⇒0円、大学の非常勤講師が、コロナ禍で突然終了しました。
その後、生きて、食うために自動車関連業務(車庫証明、名義変更などですね)の営業回りをしました。
営業回りは、飛び込み営業してみました。30〜40件飛び込んでみたら、3〜5件程度、仕事を発注してくれました。
営業の時に重要視したことは以下のとおりです
■相手にとって何の需要があるか?
■相手の需要を満たすサービスを構成して、提供可能か?
■相手が代金を支払ってもよい代金水準か?
以上のとおり、相手がどういう気持ちか?をほとんど一番最初に据えました。
もちろん、私も仕事をする以上はお金を稼ぎたいし、赤字になる料金では続けられないのですが、それは
2の次、3の次に置きました。
(とはいえ、安値戦略は取りませんでした、適当な水準で維持しています)
転換期
このようにして、月に数件、数万円程度の仕事の需要から始まりました。
営業が苦手な私は全く仕事を要求しなかったため、すこ〜しずつ、すこ〜しずつ仕事の依頼が増えました。
具体的には、まず取引を開始してくださった事業者様からの件数が増えてゆく。
ある程度増えたら、別業務の仕事の依頼の引き合いがあります。
例えば、自動車販売店様から、レンタカー事業の登録をしてほしいとか、設備投資の補助金の話などが加わります。
そして、引き合いのあった仕事は適当な水準(つまり、インターネットで広告を出している業者より2割引き程度)で値付けして受注していきます。
そうして実績を作ると、依頼者のお付き合いのある人の紹介が始まりました。
そして、そのお付き合いのある人がまた新たに、自動車登録や車庫証明などを依頼してくれるといった感じです。
ねばりづよく 続けてみよう
仕事がなくて、明日のご飯が食べられなくなる水準だと、とてもつらいですね。
でも、生活が維持できるならば、その仕事を粘り強く続けてみるべきです。
・屋根のある暮らし
・雨露をしのげる屋根があること
・パンやコメを一応食べられること、場合によっては炊き出しでの援助を受けられることも含まれます。
・着る服が2着(1着はきて、もう一着は予備です)
これらが満たされるなら、続けられます。
場合によっては、早朝や、深夜にアルバイトをしてもよいかもしれません。
私の場合は、田舎の古民家を買い取って移住しました。
そうすることで、年間に固定資産税1万9千円、つまり、月の家賃に換算すると1500円で暮らせるように、工夫しました。
いまとなっては、これらの創意工夫と忍耐が、私の心を変えて、受注できる人になってきた要因なのかもしれません。
まとめ
貴方が儲けたい、飯を食べたい、稼ぎたいなら、
相手が得する、不快を和らげる、快をもたらすサービスは何かを考えて提供する良いですよ。
利用されることもありますが、だいたい20%程度です。いい人のほうが多いので、
利用されることは世の中の前提として、めげずにお客様目線で仕事に向き合いましょう(お互いに)
では。